12月20日(水)午後6時から、クリスマスイルミネーションで飾られたソウル市庁前広場を見下ろす「ソウルプレジデントホテル」18階で在韓同門会(文鶴東会長:1944法政)が、慈道裕治立命館国際戦略本部長、「ウリ同窓会」(在日朝鮮人校友会)の申俊雨会長、テイ今漢常任幹事らをお招きして定期総会、会報創刊記念レセプションを開催した(参加者約40名)。司会は、立命館韓国事務所の禹根泰さん(1996文東史)。文鶴東会長は、冒頭、APU、立命館両大学の卒業生、留学中・帰国中の現役学生を前に在韓同門会の歴史を振り返り、20年間の世代ブランクをもつ同門会の各世代を繋ぐネットワーク構築においてAPUが果たす役割の重要性を語った(在韓同門会は、学園が戦前の学徒動員忌避を理由とした除籍処分を謝罪して元留学生に特別卒業証書を贈ったこととAPU設立を背景にして再建された経過がある)。続いて参加者最高齢の孫泰穆同門会顧問がご挨拶、また慈道裕治立命館国際戦略本部長がAPU副学長としての経験を振り返り、合わせて学園近況を報告した。さらに同門会顧問の廬隆熙顧問の挨拶に続いて校友会本部から参加した志垣本部事務局長が、この間の経過報告と立命館学園憲章の紹介を行い、総会を終了した。 第2部を前にした休憩中には、APUが韓国の毎日経済テレビで特集として紹介されたVTRが上映され、韓国社会で着実に評価され、支持が広がるAPUの姿を全員で共有した。第2部のレセプションでは、文会長、金祐銓副会長のご挨拶に続いて阿部吉光同門会副会長のご発声で乾杯し懇親交流を深めた。懇親の中では、フランス留学から帰国した禹根泰さんの弟さんによる歌が披露され、参加者の大きな拍手を浴びた。参加者には校友会奨学金を受給していた元留学生の姿もあり、ALL-Ritsの校友ネットワークの拡がりを体感する場となった。 | |
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