12月7日(木)午後2時から、ホテルグランヴィア京都・源氏の間で「白川静先生お別れの会(学校法人立命館主催)」が執り行われ、各所、各方面から先生を偲ぶ650名の方が参列されました。高杉巴彦常務理事の司会で、黙祷、長田豊臣総長による告別の辞と続き、長田総長は「白川先生は立命館出身研究者の精神的支柱であり励みでした。先生の功績・情熱を受け継いで後進を育成し、創設いただいた『白川静記念東洋文字文化研究所(名誉研究所長:白川先生。所長:長田総長。副所長:木村一信文学部長、高杉常務理事)』についても継承、発展させて参ります」と述べられた。そして「在りし日の白川先生」を映像で振り返り、加地伸行・白川静記念東洋文字文化研究所顧問が先生の功績をご紹介、木村文学部長が先生の愛読詩を朗読されました。弔電披露に続いて、ご遺族を代表して長女の津崎史様が御礼の言葉と父親としてのエピソードとして、研究一筋と思われがちな印象の一方で相撲観戦や囲碁・将棋などのご趣味をお持ちだったこと、大リーガーのイチロー選手のファンであったことなど、また違った白川先生の一面を紹介されました。最後に行われた献花では、白川先生との別れを惜しむ参列者の長い列ができ、多くの方に慕われた先生のお人柄が表れたようでした。あらためて白川先生のご功績に敬意を表するとともにご冥福を心からお祈り申し上げます。 | |
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