8月30日(土)午後5時から、ホテルオークラ岡山「瑞光の間」で岡山県校友会の「第60回記念総会・祝賀会」が開催された(参加者215名)。第一部総会は太田雅仁氏(S53法)が司会を務め、龍門功会長(S40理工)が「本会は、200名以上の異業種交流という点に大きな意義がある。校友同士の交流を通じた素晴らしい出会いと、立命館の校友であることに誇りを実感できるところが校友会の醍醐味である。積極的な交流を」と挨拶を行った。続いて顧問の桑山博之津山市長(S38法)が「立命館の発展振りが、校友である我々を支えている。さらなる発展を」と期待を込めて話し、総会議事となった。会計報告・事業報告、そして予算・事業計画が一括して守屋博司事務局長から提案され、全て拍手で承認された。続いて龍門会長から「4期8年会長職を務めたのを機に、後進に道を譲りたい。後任会長には、30年間に亘って事務局長を務めてこられた守屋氏を推薦したい」との提案があり、満場一致の一際大きな拍手で承認され、第一部総会は終了した。 総会終了後、司会は太田氏から交代した秋山松男副事務局長(S46産)の進行で、第二部長田豊臣立命館理事長の記念講演へと移行した。講演の中で長田理事長は、新司法試験等難関試験分野における躍進状況、COE・グローバルCOE採択状況、初芝学園との提携事業等、学園の近況についてご報告されるとともに、附属校政策、留学生政策、そして巨大化した学園組織のガバナンス等、今後の学園運営方針を分かりやすく紹介された。併せて「立命館は、一貫して学生が多様性の中で学び成長する過程を重視してきた。それ故に、一流企業の経営者から『立命館の学生は創造性豊かで個性が輝いている』と評価していただけるに至っていると思う」と立命館の教育の到達点について言及され「今後とも社会的ニーズを踏まえた教学再編、改革に邁進していく」と抱負を述べられた。祝電披露後、顧問の平井弘明倉敷市議会議長(S43理工)が謝意を込めた挨拶を述べ、第二部を終了した。 第三部祝賀会は、冒頭、古橋由一郎アメリカンフットボール部監督(H1文)が、9月6日から始まる秋季リーグ戦を前に3年ぶりの優勝を目指すと決意を込めて述べられた後、校友大会でもお馴染みのマンドリン奏者の伊丹典子さんがオープニング演奏を行った。そして龍門会長の挨拶に続き、公務ご多忙の中、駆けつけていただいた石井正弘岡山県知事と高谷茂男岡山市長からご祝辞を頂戴し、乾杯発声役の森谷庸雄元会長(S33法)による声高らかに発せられた乾杯の合図で、懇親・交流タイムへと移行した。伊丹さんの奏でる懐かしいメロディをバックに、名刺交換を行う人や同じ職域同士情報交換を行う人、壇上でビジネスに関することや学生時代のことについてスピーチを行う人等、参加者がそれぞれのニーズに合わせた積極的な交流を行った。最後は太田真広副事務局長(S48理工)のリードで参加者全員が一つの大きな輪になり、応援歌と校歌を斉唱し、守屋新会長が、「岡山県校友会を『仲良きことは美しきかな』という武者小路実篤先生のおっしゃるような、組織にしていきたい。」と校友会活動活性化に向け、より一層会員への協力を求める挨拶を行い中締めとなった。なお、校友会本部事務局からは大場茂生校友・父母課長補佐が出席した。 | |
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