11月23日(木)、京都タワーホテルで衣笠寮友会が第26回総会・懇親会を開催した。例年通り畠山直隆先生(元衣笠寮舎監)のお墓参りの後、午後2時に開始した総会は、西本安範氏(S40理工)の司会で畠山先生をはじめとする故人への黙祷、入江稔会長(S32理工)の挨拶、校友会本部の友藤信明事務局長代理の大学近況報告と続き、総会議事に入った。総会議事では、先ず寮友会総会・懇親会を毎年勤労感謝の日に開催すること、開催時間は福本武明副会長(名誉教授:S38理工)の講義の都合も踏まえて再検討することが確認された。次に久保崎靖彦氏(S39理工)と益田恭宏氏(S42理工)から7月1日(土)に14人の参加を得て開催された衣笠寮友会東京集会について報告され、来年の参加呼び掛けも合せて行われた。続いて会報「きぬがさ」担当の桔梗昴八氏(S42理工)からの会報発行に関する協力要請等があり、会計報告、役員体制の提案を承認して総会を終えた。懇親会は、湊制司氏(S40理工)の司会で進められ、入江会長をはじめに年齢順に谷田光隆氏(S35理工)、田中健明氏(S36理工)、広瀬善之氏(S36理工)、森宏猷氏(S38理工)、米原廣行氏(S40理工)、植田公平氏(S41理工)ら参加者全員が近況と寮生時代の思い出を語った。「当時は大学の試験より寮に入る方が難しかった。寮に入れたから今日がある」と異口同音に語られたのが印象的であった。タイムスリップし寮生に帰ったような和やかさに包まれ、たちまちの内に2時間半が過ぎた。校歌に続いて肩を組んで寮歌を斉唱し、語り足りない思いを残しながら、来年の総会・懇親会を楽しみとして万歳三唱で中締めとなった。 | |
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