8月2日(土)午後6時30分から一万人のエイサーまつりの準備で沸く那覇市のホテルロイヤルオリオンで沖縄県校友会が年次総会・懇親会を開催した。37名の参加を集め、総会は比嘉武宏副会長(S53法)の司会により、学園歌斉唱ではじまった。続いて、古波倉正松会長(S53理)から昭和48年4月1日に発足した沖縄県校友会の歴史と今年度総会で35周年を迎えること、現在310名の登録者がいて今回BKCを卒業した校友が初めて参加していることの挨拶および今回の改選をもって2期4年間努めた会長を辞することの報告と謝辞があった。議事では古波倉会長の進行で、金城信尚書記(H7国)から活動報告と11月1日・2日に京都で開催されるALL-立命館校友大会の紹介、島袋健会計(H5経)から会計報告、三和秀樹幹事(H9法)の監査報告(古波倉会長代理報告)があった。続いて、古波倉会長から新役員についての提案があり、糸州昇会長(S41文)、比嘉武宏副会長(S53法)、金城信尚副会長(H7国)をはじめとする顧問を含め14名の新たな役員が承認された。糸州新会長からは「とにかく皆が参加したいと思える楽しい校友会にしたい。」との就任挨拶があった。 全体の記念撮影を終えて、会場を移して行われた懇親会では、吉田伸幹事(H11国)が司会進行を務め、比嘉武宏副会長(S53法)の開会挨拶、来賓の本郷真紹立命館副総長・立命館大学副学長からの学園近況報告と学生・生徒・児童を大事にした学園づくりに向けて校友の方々からの叱咤激励をお願いしたいとの挨拶があった。本郷副総長の乾杯を合図に広がった歓談の輪は最初から大変盛り上がった雰囲気となった。 歓談の輪が深まる中、父母教育後援会の島委員から開催お祝いの挨拶があり、その後昭和31年卒から新卒校友まで幅広い年齢層の初参加校友8名が自己紹介を行った。続いて、宮古島から参加された京都出身の松岡征次氏(S31法)から「わだつみの像」に関わる歴史的背景を紹介されるとともに、卒業時に大学から贈呈を受け大切に所有保管してきた「わだつみの像」の塑像を平和への思いを込めて、沖縄県校友会に託された。また宮城調一氏(S29法)の叙勲受賞が司会から紹介され会場はお祝いのムードに包まれるとともに恒例の抽選会が行われ、大きな歓声があがった。最後はこれも恒例の卓球部OBの島袋幹事のリードで応援歌を斉唱し、熱気さめやらぬまま、2次会の会場へと続いた。なお、校友会本部事務局からは武田敦教育文化事業部次長・校友会事務局長が出席した。 | |
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