7月26日(土)午後5時30分から、「勝山館」(仙台市)において、宮城県校友会が総会・懇親会を開催した(参加者36名)。第1部の総会は、司会の千田芳文副会長(S49年文)の挨拶で開会し、続いて下村泰雄会長(S36年法)が挨拶を述べた。挨拶の中で下村会長は、毎年10月に仙台で開催される全日本大学女子駅伝の応援企画を取り上げ、「母校立命館大学が優勝する中、東北出身のランナーも活躍しており、東北各県の校友会同士、そして校友と母校が一体感を持てる機会となっている。今後も活性化策の一環として取り組んでいきたい」と述べた。次に、学園を代表して上田寛学生担当常務理事が挨拶に立たれ、「特別転籍」問題の経過について、丁寧にご説明。校友に対し陳謝されるとともに、理解を求められた。そして「大学というものは過去から受け継いできた『伝統』を礎に、現在の学生と教職員が、いかにして発展に繋げていくかということが重要。今回の問題を機に改善を図らねばならない点が明確となった。それらのことを踏まえ、今後は大学の本分である教育と研究に邁進し、発展へと繋げていきたい」と述べられた。総会議事は、恒例により下村会長を議長に進められた。事業報告・計画(柏原晋事務局長(S45営))、収支報告(今野ひろみ会計(S53文))、監査報告(木村長門監事(S52経))、予算案(佐々木靖子副会長(S51文))、そして役員改選案(阿部直幹事長(S37理))が一括審議され、全て拍手で承認された。議事終了後、阿部幹事長から改めて今年度女子駅伝応援企画の紹介と参加呼び掛けが行われた。また今期限りで幹事を勇退される小野貴氏(S47文)と菊地登志子氏(S47理)が挨拶を行い、続いて今後2ヵ年に亘って同会運営を担う、下村会長をはじめとする役員が登壇し、それぞれ自己紹介と抱負を述べ、第1部総会は終了した。第2部の懇親会は渡邊重夫幹事(S63文)と中澤輝博幹事(H3産)を司会に進められた。冒頭、下村会長が、今回会員対象に実施したアンケート調査結果を紹介しながら、「今後とも会員のニーズを踏まえた事業展開を目指していきたい」との抱負を交えた挨拶を行い、続いて本部事務局から参加した大場が、「オール立命館校友大会2008」の案内等、校友会事業の近況報告を行った。そして大沼久明参与(S37法)の乾杯発声で開宴となった。懐かしい学生時代の話や、会員同士がかつての高校の担任の先生と生徒という関係における思い出話等々、交流が深まる中、兜森勲夫秋田県校友会会長と富田良夫福島県校友会会長のご祝辞や新入会員のスピーチが行われた。そして各校友からご提供を受けた景品の抽選会は、「空くじなし」という事務局の配慮の中、スリル感と満足感で満たされ、大いに盛り上がった。最後は千田副会長のリードで校歌を斉唱し、佐々木副会長の中締めの挨拶で散会となった。なお、2次会は校友の仙石賢佑氏(S45産)が経営される居酒屋「樽」を会場に行われた。新鮮な魚介類とお酒に舌鼓を打ちながら、時が経つのを忘れ、文字通り「膝を交えた」校友会談義が深夜まで続けられた。 | |
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