7月5日(土)午後3時30分から、富山県校友会の「平成20年度総会・懇親会」が富山市の名鉄トヤマホテルで開催され、80名が参加した。第一部の総会は、古河秀一郎氏(S49文)の司会進行を務めた。冒頭の坪井新一郎会長(S33理工)の挨拶では、同日開催の父母教育懇談会に出席した感想を述べ「学生による就職体験談を聞いたが、就職内定を得る難しさを実感した。われわれ校友もいずれの時代においても頑張る気概を持とう」と挨拶した。続いて、小川輝久幹事長(S38経)による年間活動の会務報告の後、校友会本部事務局から出席した桜井稔也校友・父母課長補佐が大学の近況について報告した。総会を終えて、午後4時からは、富山大学大学院教授の塩澤和章氏(S48院理工博)の講演が行われた。テーマは「最近の破壊事故に学ぶ機械・社会の安全性」で、塩澤氏は、大型トラックのタイヤボルト切断事故や航空機の空中分解事故など、多くの事例を引用され「機械の安全性が人命を守ることに繋がる」など、約1時間にわたって示唆ある見解について述べられた。午後5時20分からは、会場を3階「清風の間」に移し、父母教育懇談会を終えたメンバーも合流しての懇親会となった。司会進行は田村哲朗氏(S47営)で、最初に校歌を斉唱。坪井会長の挨拶に続いて、来賓の齋藤雅道経営学部長をはじめ桜井校友・父母課長補佐、父母教育懇談会を運営した学園の佐藤敬二法学部副学部長、田中稔校友・父母課長、国際関係学部事務室の高松典代氏、さらに近隣県の校友会代表者の加納裕石川県校友会会長(S53産社)、竹田敬一郎同事務局長(S56理工)、山本隆治福井県校友会会長(S29理工)、古村隆一同幹事長(S33文)のほか、父母の参加者として、富山県父母委員の水上和夫ご夫妻と岩崎弘憲氏が、それぞれ紹介された。来賓を代表して齋藤経営学部長が、特別転籍問題について丁寧な説明をした後、「この間、皆様にはご心配をお掛けしましたが、大学の発展は校友の協力があってこそ。これからも支援をお願いしたい」と述べられた。乾杯は、ご令嬢が立命館大学に在学中の加納石川県校友会会長のご発声で開宴となった。歓談の途中、司会者のアトランダムな指名により、数多くの校友が登壇し、新卒3名をはじめ、中堅、県外からの参加校友、大先輩といった幅広い世代の方々が学生時代の思い出や母校への思いを語った。また、参加者の中で最年長の菱澄夫氏(S27理工)が、3本のハーモニカを巧みに操りながら演奏し、会場が盛大な拍手に包まれていた。さらに、恒例の抽選会も行われ、盛り上がりを見せた。会の終盤には竹内伸行氏(S56営)のリードで応援歌・校歌を斉唱。最後は、山本福井県校友会会長が中締めの万歳三唱し、坪井会長が「2年に1度開催する総会とあって、石川県や福井県に負けないよう、たくさん集まろう」と再会を誓って挨拶し、2次会へと移行した。 | |
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