11月5日(日)までびわこ・くさつキャンパスで「世界報道写真展2006」が開催されています。10月20日(金)には記念講演会「国際報道の現場から」が行われました。また、「世界報道写真展2006」は11月10日(金)~30日(木)にはAPUで開催されます。多数ご来場ください。 <記念講演会「国際報道の現場から」の模様> 10月20日(金)、BKCコラーニングハウス1で「国際平和ミュージアム秋季特別展『世界報道写真展2006』」の記念講演会が開催され、一般の方、他大学の学生も含む約220名が参加されました。講師には朝日新聞社大阪本社編集局長補佐の嶋田数之氏をお招きし、「国際報道の現場から」をテーマに、約30年間の記者経験をもとに新人記者時代の苦労話から世界各国での駐在体験まで多岐に渡る内容が紹介されました。嶋田氏は「一枚の写真が数百行の記事にも勝る」、「報道写真はただ事件現場をそのまま撮っているものではなく、その一瞬から事件の真相が見えてくるような生きた写真である」、「撮影には次に何が起こるかを予測する『読み』、『反射神経』、そして『運』が三位一体となる必要がある」と語り、さらにロバートキャパ等の作品を例に「危険な現場でも『恐怖心』に打ち勝ち、物理的にも精神的にも一歩前にでて取材することが重要」、「過剰な政権、抑圧下の人々など、自由や民主主義など普遍的な価値に関するものに対しては、ジャーナリストは命を賭しても伝えなければならない」と臨場感溢れる内容を紹介され、講演後の質疑応答も活発に行われました。 <世界報道写真展2006> 詳しくは国際平和ミュージアムHPをご覧ください。 | |
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