10月21日(土)午後1時30分から、京都タワーホテルで理工学部建設環境系の教員、現役学生・院生、卒業生で構成される校友組織、立命館建設会が第13回総会、特別講演会を開催した(参加者約100名)。田中忠司氏(S45)の司会で行われた総会は、吉川征史会長(S42)の開会挨拶に続いて川村貞夫副総長から学園を代表してのご祝辞を頂き、議事に入った。早川清幹事長の事業報告、市来敦之財務担当幹事の会計報告、千畑敏造会計監査(S29)の監査報告に続いて下岡吉治氏(S33)を新会長とする役員体制、また尼崎省二新幹事長による事業計画案が全て全会一致で承認された後、中島淳学系長から学系の近況、さらに土木学会や各支部の活動報告がそれぞれ行われ、新会長の挨拶で総会を終了した。 続いて行われた特別講演会は、山田淳教授の「水供給分野のODAプロジェクトと国際技術協力」と田村喜子氏(作家)の「土木のこころ」。司会は、建山和由企画担当幹事。山田教授は、水供給分野における国際技術協力プロジェクトについてその成立要件(プロジェクトの優位性、資金、現地と日本からの支援技術者)を詳細に説明され、一方20人の土木技術者の胸に秘める思いを「土木のこころ」(山海堂)として著した田村氏からは、土木事業に誇り高き業績を残した夢追い人たちの生き様が語られた。 会場を移した懇親会は、午後5時30分から谷和彦氏(S44)の司会で行われ、下岡新会長、尼崎新幹事長の挨拶に続いて高倉秀行理工学部長から学部近況の報告を交えたご祝辞を頂き、志垣校友会本部事務局長は、学園創造の新たな正念場を迎えつつある今、学園憲章の理念をいかし、校友(教職員、学生、卒業生)が一体となった学園創造をと訴えた。乾杯のご発声は、ますますお元気な松井實大先輩(S19)。歓談半ばには立命館大学応援団が登壇、建設会に気迫あるエールをおくり、吉川前会長による万歳三唱、川口貞久副会長(S46)の閉会の辞で終了した。 | |
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