6月21日(土)午後3時から、校友の阿部毅氏(75年文)が取締役支配人を務める万代シルバーホテルにおいて、新潟県校友会が総会・懇親会を開催した。78名の参加者の内、28名が平成卒の校友というフレッシュな雰囲気の中始まった第一部の総会は、加藤雅之青年部長(98年営)が司会進行。冒頭、小野守通会長(69年営)が開会の挨拶を述べた。挨拶の中で、小野会長は、前豊栄市長であった小川竹二副会長(60年経)が、市長在任中信念とされていた「母校の名を汚してはならない」という言葉を取り上げ、「小川先輩の信念に基づき、校友がそれぞれの立場でがんばり、活躍することが母校の社会的評価を高めることに繋がる。共にがんばろう」と力強く呼びかけを行った。続いて母校立命館学園を代表して、長田豊臣理事長が、司法試験合格者増や早慶に続くグローバルCOE採択数という躍進する母校の近況をご報告。そして「特別転籍」問題について、校友に対し、ご心配とご迷惑をおかけしたことについて陳謝されるとともに、一連の経過についてご説明され、理解を求められた。併せて、今後、より一層校友との連携を強め、社会の変化、ニーズに迅速に対応し、さらなる学園創造へと邁進していきたいと抱負を述べられた。次に、校友会本部を代表して西村義行副会長(60年経)が、母校の発展に合わせ校友会を組織、財政、事業等、様々な角度から見つめ直し、改革を進めようと取り組んだ「組織問題検討委員会」の審議経過を説明。そしてその答申に基づく今次の専門委員会再編、事務局体制の拡充、常任幹事の執行機関化等々の改革事例を紹介した。続いて常田幸正埼玉県校友会会長(61年文)が、校友会活動のさらなる活性化に向けた友好と連帯の挨拶を行い、総会議事へと移行した。資料に基づき小畑正敏幹事長(71年文)が会務報告、樋口和道会計委員(78年法)が会計報告、遠山昇監査(74年理工)が監査報告を行い、全て拍手で承認。貝瀬正泰広報委員が会報「RING」第11号発行紹介を行い、小川副会長の閉会の挨拶で第一部総会を終了し、第二部の校友スピーチへと移行した。今回の講師は、UX新潟テレビ21のアナウンサーとしてご活躍の冨高由喜氏(99年法)。高校時代に遭遇した阪神淡路大震災において、被災者情報の迅速な伝達等、メディアの果たす役割の大きさに感銘し、アナウンサーを志向したこと。また懐かしい大学生活や、苦しかった就職活動、そして新人時代の微笑ましいエピソード等々を、爽やかな語り口で紹介された。講演会終了後、会場を移して第三部の懇親会が開催された。懇親会の進行は、杉崎朋子女性部長(92年文)。小野会長の開会の挨拶に続き、諸橋幸栄父母教育後援会新潟県委員が祝辞を述べられ、岡崎久次郎副会長(63年経)の乾杯発声で開宴となった。開宴直後に、旭日中綬章を受章された小川副会長(07年秋)と、牧野庄三氏(08年春)への花束贈呈が行われた。また、ご当地新潟県は近年水害や二度にわたる地震等の大規模自然災害に遭遇し、その都度全国から支援を受けた経験から、今回のミャンマーサイクロン・中国大地震災害に対する学園の復興支援募金事業への賛同を決議、会場において参加者から集められた募金が小野会長から長田理事長へと壇上にて手渡された。以降は、杉崎女性部長と冨高氏の進行で、校友会本部事務局から参加した大場校友・課長補佐が新たな本部事務局体制の紹介、立命館小学校見学やアカデミック京都ツアー等の企画を盛り込んだ今年度校友大会の案内を行うなど、次々と校友が壇上にてスピーチを行った。最後は、江川功幹事(81年営)のギター演奏で「立命館アニバーサリー」を、坂上誠幹事(78年営)のリードと校友の津軽三味線奏者小林史佳総務委員(97年理工)の伴奏で、応援歌と校歌を斉唱し、新卒校友の遠山達矢氏(08年文)の万歳三唱でお開きとなった。 |
|
| |
|