3月31日(日)午前11時、琵琶湖のほとり大津市柳が崎の ヨット部艇庫前で、念願久しかった体育会ヨット部の救命艇 「湖光(ここう)Ⅴ世」がヨット部OB・OG会「湖光会」 の援助も得て進水した。はじめに永年ヨット部員をはじめ、 琵琶湖での救難活動に携わってきた「湖光Ⅳ世」の退役式が 行われ、続いて神職でもある湖光会員水無瀬忠得氏(S37) による新艇「湖光(ここう)Ⅴ世」の安全祈願が行われた。 進水式には、学園およびヨット部関係者として井上純一常務 理事、末川清名誉教授(元部長)、斎藤重スポーツ強化セン ター課長、湖光会から会長北尾陽扶氏他多数、ヨット部から 杉橋隆夫部長、塩田邦成副部長、恵谷監督他現役学生諸君多 数を含む関係者が出席、会本部からは事務局長志垣が参加、 関係者とともにお神酒をかけ進水式と処女航海に参加した。 ヨット部は、その輝かしい戦績はもとより、創部以来一度も 生命に関わる事故を起こさず、一方では「びわこチャレンジ ヨット」として障害をもつ方々を湖上に招待するなど社会的 活動を繰り広げており、その学生らしいスポーツマンシップ には各方面から定評がある。進水式後は、近くのレストラン 井筒へ移動して懇親会を開催、最後は全員で「びわこ周航の 歌」を合唱。安全周航と勝利の決意を新たにした。 | |
|