9月24日(日)午後5時、産業社会学部出身の中国古筝奏者"伍芳"がデビュー10周年記念コンサートを母校産業社会学部の基本棟以学館1号ホールで行い、約300名の現役学生、校友、父母らに絶賛の拍手を浴びました。伍芳は、上海音楽学院を首席で卒業後、京都に住むお姉さんを頼って産業社会学部に入学。しかしまもなく、阪神大震災でそのお姉さんを失うという悲しい出来事に見舞われました。彼女はその悲しみを乗りこえて、卒業後プロの演奏家、歌手として活躍、様々な支援者達に囲まれて、日中友好に大きな貢献をしつつ10年の時を過ごしてきました。会場では、彼女の演奏に乗せて彼女とご家族の歴史を辿る映像も流され、ご夫君が見守るなか「立命館は卒業して時が経つほどに母校であることの喜びが増す大学、今後も立命館の出身であることを誇りに努力していきます」と語りました。彼女は、日本語指導を含めて応援してくれるNHKラジオセンターチーフアナウンサー村上信夫さん(なんと校友が経営する衣笠幼稚園のご出身とか)の助けを得て気さくなステージトークでも観客を魅了。彼女のプロゼミの担任であった赤井教授も花束をもってステージに登場しました。なお、伍芳は、立命館大学と校友会がすすめるジョクジャカルタ震災復興支援事業にも協力、会場で参加者に支援を訴え、会場出口に置かれたカンバ箱には4万円を超える支援カンパが集まりました。 <伍芳からのメッセージ> 立命館大学校友会の皆様 この度、立命館大学でコンサートできることを本当に嬉しく思っております。大学を卒業後、デビューして今年で10年になります。この間校友会の皆様がいつもあたたかく応援して下さいますことに心から感謝しお礼を申し上げます。(中略)皆様への感謝の気持ちを込めて思い出に残るステージにしたいと思います。 ※伍芳のHPはこちら | |
|