関西学生野球の「立同戦」の2回戦が5月27日(火)に西京極球場で行なわれた。前日の敗戦で後がなくなった立命館大学だが、この日も1-6で同志社大学に敗れ、残念ながら2季ぶりの優勝を逃した。立命館大学は先制を許した直後の2回に同点に追いつき、流れをつかもうとするが、5回1死2、3塁など中盤の好機を活かせず、逆に6回に暴投で勝ち越しを許した。さらに、終盤に本塁打を浴びるなど計4点を奪われ、勝負を決められた。先発の藤原正典投手(文3回生)は7回2失点と好投したが、チームは拙攻が目立った。同志社大学は投手陣が要所をきっちり締め、ライバルの優勝を意地で阻止した。3塁側の立命館大学応援席では、大勢の学生やOBが熱い声援を贈り、終盤に「グレーター立命」を熱唱するなど、最後まで立命館ナインを後押ししたが思いは届かなかった。しかし、終了後は全力で戦った選手たちを拍手で称え、OBからは「さすが同志社。ここぞという時には強い」と、敬意を表する声も聞かれた。 ◇立同戦2回戦 同志社 100001013=6 立命館 010000000=1 | |
|