5月25日(日)午後4時から、三重県津市のホテルグリーンパーク津の6階安濃の間で「三重県校友会総会」が開催され、約150人が参加した。県内の北勢会、中勢会、南勢会、伊賀会、紀州会(8月に発足予定)の全5地域の校友が一堂に会する初めての総会で、開催を記念して立命館大学校友会の山中諄会長(S40経)をはじめ、愛知県校友会の林幸雄会長(S48産社)、岐阜県校友会の折戸優兒事務局長(S51産社)と幹事の松野秀幸氏(S54文)、立命館大学の本郷真紹副総長、非常勤講師の鈴木英敬氏が出席された。第1部の総会では、山路智子さん(S57産社)が司会を担当した。冒頭、三重県校友会の中山一幸会長(S32法)が「各地から多数集まっていただき、誇りと喜びでいっぱいです。今後の活力の源になります。全地域が統一され、これからはさらに各地域の連携を強め、充実した校友会にしていきたい」と抱負を語った。続いて、地元伊賀市出身でもある山中会長が「各地で校友が活躍し、それにより立命館大学もグレードアップしています。校友会も平成卒業生が全体の4割を占め、若い人が増えてきました。さらに、活気のある校友会にするためにも若い人が活躍できる環境をつくることが大切です。今以上に三重県校友会を活性化させてください」と激励の言葉を述べられた。議事は中山会長を議長に、山川和俊副会長(S42法)による役員選任案、会則改正案を提案し、さらに今後、隔年で三重県校友会総会を開催することなどを盛り込んだ活動方針と活動報告が発表され、満場一致で了承し終了した。第2部の講演では本郷副総長が大学の近況について報告し「立命館の学生は、学生相互の学びがあるのが特徴です。人の意見を聞くことができ、人の良さを素直に認められる学生が多い。学園の発展は学生の成長なくしてあり得ない。親が子を叱るようなご意見をお願いします。それが母校の発展につながります」と熱く語られた。引き続き、校友でシンクロナイズドスイミング五輪メダリストの武田美保さん(H11産社)が登場し、現役時代のエピソードなどを披露された。武田さんは「時にはつらいこともあったけど、色々考えながら競技に打ち込み、発見することも多くありました。今は日々、自分が少しでも前に進んだことを意識しながら第二の人生を送っています。みなさんもいつまでも元気でいてください」と話され、会場は和みの雰囲気で包まれていた。第3部の懇親会では、市川武彦名誉会長(S33経)が「会長を務めた10年間は幸せでした。そして、校友に対する大学の気配りが熱心で、OBとして嬉しい」と熱く語った。また、勝原誠一事務局長(S47営)の娘様で歌手の勝原美和さんのオペラや「じゃんけんゲーム」、さらに校歌と応援歌の合唱などで盛り上がり、最後は牧野尚顧問(S30法)が「こんなに多くの校友が集まったのは歴史的なこと。校友会が活発な立命館大学で学んで本当に良かった」と挨拶し、中締めとなった。なお、本部からは武田敦教育文化事業部次長が参加した。 | |
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