立命館大学校友会本部が、各県校友会などと共に春から進めてきた「インド洋大津波災害復興支援事業」は、立命館大学校友会で約500万円、さらに立命館大学父母教育後援会で約160万円に上る募金を頂戴しておりますが、このたび具体的な支援校にスリランカ南東部、Potuvi市 Arugambay地区の、AL-AQSA VIDYALAYA SCHOOLへの講堂の建設、グラウンド整備として具体化されることが決定しました。同校では、生徒16名が亡くなり、32名が両親を失い、175名が家を流されてしまったとのこと。去る10月28日、立命館大学「小学校再建プロジェクト」学生実行委員会代表久保裕一さん(産2回生)、立命館アジア太平洋大学「愛の波」岡本麻美さん(APU1回生)を含む5名の代表団が現地を訪問、援助の具体化に向けた協議を行いました。13時間に及ぶバス移動の末、衣笠学生実行委員会の企画で集められた「えんぴつ」を届けたとき、それを手にした子供たちの表情がぱっと笑顔に変わった瞬間を学生たちは忘れないでしょう。
国内でも兵庫県北部、新潟などで被災により不自由な生活を続ける多くの方々が寒い冬と戦っておられます。防災の国際ネットワークも平和創造の重要な課題です。