12月8日、9日の2日に亘り、衣笠キャンパス創思館でインド洋大津波支援国際シンポジウム「災害時にむけて大学は何をなすべきか~責務と役割~」が開催され、両日ともインドネシア、スリランカを初めとする被災国の大学の研究者と日本の防災研究者、本学教授などのセッションを中心に進められました。昨年12月26日にスマトラ沖地震で日本語が語源の"津波"がインドネシアの人々に初めて知れ渡りました。災害発生から約1年が経過し、被災国に対してメディアや人々の関心が薄れ始めた現在、支援も緊急支援から中長期的な復興支援への移行期を迎えて現地NGOなどと連携した「生きた支援」が求められています。こうした中での日本の役割、大学の役割、立命館の役割について活発なセッションが展開されました。そして立命館学園の取り組みの一つである「小学校再建プロジェクト」と立命館大学と立命館アジア太平洋大学学生ボランティア団体「愛の波」などの活動も紹介され、「災害支援にとって重要なのは自立のための支援であり、継続していくこと。また学生ならではの支援を今後も進めていく」と報告されました。 また国際平和ミュージアムでは来年1月13日(金)までインド洋大津波写真記録展を開催しています。ぜひご覧下さい。(詳しくは国際平和ミュージアムホームページをご覧下さい) | |
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