11月24日(木)午後6時30分から、神戸三宮のホテルモントレー神戸で神戸市内の校園に勤務する方(OBを含む)を対象として組織される校友会、神戸市教職員朋命会が、年次総会・懇親会を開催した。 岡本真一幹事長(神戸市教委学校再開発振興室)の司会で始まった総会は、校歌斉唱に続いて小田要治会長(垂水中学校長)が会長挨拶。引き続き大庫典雄兵庫県校友会長ら来賓挨拶が行われ、活動報告・会計報告等の総会議事を行った。 懇親会は、大先輩前垣哲二先生(OB)のご発声で乾杯、幸い突発的な事故もなく校務を離れることが出来た多忙な先生方は、30年ぶりの参加者や師弟いっしょの参加者などが懐かしい再会を楽しんだ。懇親の中では、志垣陽立命館大学教育文化事業推進部次長の大学近況報告に続いて、教師らしい姿を増した昨年の新人芝野雄介先生の勤務校、成徳小学校に今年新人として配属された新人教員立野良子さんが立命館宇治高校時代からの学生生活、チアーリーディング部での活動を交えて挨拶された。 さらに続いて「まちづくり工房」の代表早川厚志さん(S60文:上町台地からまちを考える会事務局長・財団法人21世紀ヒューマンケア研究機構地域政策研究所研究員)によるミニ講義「まちづくりと人づくり」が行われた。早川さんは、「在留外国人の多くが東アジア系という国際都市神戸の素顔、港・海が見える地域は少数派という港町神戸の素顔、1千棟を超える茅葺民家を抱える大都市神戸の素顔をあげて、まちの本当の姿を知ることで、神戸の未来を考える『立ち位置』を知ることが出来る」と説得力あるご講演、映画「三丁目の夕日」を観たその足でパンフレットを手に参加された中野友擴兵庫県校友会事務局長らの深い共感をよんだ。最後の全員スピーチは、神戸市の教職経験をもつ久保富三夫立命館大学教職推進機構教授の250名近くの合格実績になる見込みの今年の教員採用試験結果報告で締めくくられ、写真撮影をして散会した(参加者22名)。 | |
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