9月17日(土)午後4時から、からすま京都ホテルで立命館宇治高校同窓会「鳳凰会」が「2005年度同窓生の集い」を開催し、卒業生、元現教員、来賓ら120名が集まった。矢野達比古さん(98卒)の司会で始まった第1部総会は冒頭に新立敏美会長(70卒)がご挨拶。この夏のマラソンで陸上部OB・OGの渡辺共則さん(95卒)、千葉真子さん(95卒)、小崎まりさん(94卒)の相次ぐ大活躍への賛辞と、「同窓と母校の活躍を全ての同窓生の誇りとして、法人合併後11年目の節目を新たなステップとして立命館中高、立命館慶祥中高とともにさらに高め合っていこう」と述べられた。続いて川崎昭治学校長が同窓会役員の方の日頃のご尽力に感謝を述べ、「立命館学園と融合して10年、宇治学園が築いてきた歴史と伝統はさらに大きく開花している。今後も立命館宇治中高の学園創りを見守り続けてほしい」と述べられた。続いて行なわれた議事では予決算(谷口博司さん:75卒)、監査報告(神野一成さん:75卒)、会則の一部変更(新立会長)が全て拍手で承認され、任期満了を迎えて行なわれた新役員体制も承認を受けて再任なった新立会長を中心として新たにスタートすることになった。第2部交流懇親会は中村結季さん(04卒)が司会を務め、来賓代表挨拶では薬師寺公夫副総長、竹内彪立命館慶祥中高同窓会副会長が祝辞を述べられたのに続き「鳳凰賞」贈呈式が行なわれた。「鳳凰賞」は「社会的に高く評価される顕著な実績を挙げた同窓生に贈る」として昨年の総会で制定されたもの。その第1号が今年の大阪女子マラソンで2位、世界陸上ヘルシンキ大会で団体銀メダルに輝いた小崎まりさんに贈られた。新立会長と立命館大学陸上競技部で活躍する後輩部員から表彰状と花束を受け取った小崎さんは「ヘルシンキでの成績には満足していない。まだ上を目指して頑張ります。在学中にはあまり目立たなかった自分がこうした席に立ったようにみなさんもあきらめずに夢、目標を追い続けてください」と感謝の気持ちと後輩へのエールを贈られた。そして立命館宇治中高教育後援会の小林寛明会長の乾杯発声で懇親会がスタート。立命館大学JAZZクラブの演奏や歓談で場内は熱気に包まれ、最後は学園歌斉唱、出雲健彦副会長(75卒)の中締めで閉会した。 | |
|