9月1日(木)第52回日本伝統工芸展(主催:文化庁、日本工芸会、朝日新聞社、NHK等)の入賞、入選者が発表され、校友の鍛金工芸師植田千香子さん(H15政)が入選されました(作品:鍛銅鑞流花器「水面」)。植田さんは、昨年、校友会報218号の特集記事「京都歴史回廊を行く『精緻な金工の極みに触れる』」作成にあたり、自身の表現の可能性を広げる機会になると取材役を快く引き受けてくださり、校友の京象嵌師川人一郎さん(S30法)を訪ね、京象嵌の歴史や工程の取材、紹介してくださいました。現在は、家業の鍛金工芸を継ぐべく、父であり師でもある植田参稔氏のもとで修行中とのこと。今回の入選を機に今後益々のご活躍が期待されます。
なお、植田さんの作品は10月12日(水)から17日(月)まで京都高島屋、来年の3月1日(水)から6日(月)までは大阪市のそごう心斎橋店で他の入賞、入選作品とともにご覧いただけます。是非一度ご鑑賞ください。