広い台地が雪に閉ざされる冬の北海道、その各地の教育現場で奮闘する立命館出身の教職員約250名で構成される校友会北朋会が、1月8日(火)午後6時から、雪祭りの準備が進む大通の札幌後楽園ホテルで年次総会・懇親会を開催した。出席者こそ約30名と少数ながら、道内各地から欠席者30数名のメッセージが寄せられるなど、"立命館のDNA"で北海道から世界へ羽ばたく後輩たちの育成に奮闘する教職員の母校愛が重ねられた。道内にはさらに約70名の未把握教職員があるとみられ引き続き組織強化も課題となる。会は、立命館慶祥中学校高等学校の伊藤久泰先生(H18理)の司会で進められ、西脇終同校校長(S44文)が開会挨拶。同校中村素木先生(H1文地理)の会計報告、同校山本勉事務長(S57法)の監査報告を滞りなく終え、林堅太郎立命館初等中等教育担当常務理事の乾杯で懇親会の幕があいた。参加者ひとり一人が近況報告を行ったが、旭川、帯広、釧路、函館、松前と各地に離れて奮闘する立命館の先生たちの姿があらためて浮き彫りとなった。会には、学園から前立命館宇治中学校高等学校長で現在は提携校政策などを担当する川崎昭治総長理事長室担当部長、松原修初等中等教育部次長が参加され、校友会本部からは志垣陽事務局長が出席した。道教委の会合と掛け持ち参加となった田端明雄会長(S52文:函館稜北高校長)は、発展する母校と競争する程の気概をもって互いの学校づくりも進めようとご挨拶、懇親の最後は、前会長で道立高校長を定年退職し現在は札幌の立命館プラザで入学者確保事業を担当する花高了三先生が澤井じゅん先生(H6文)と共に応援歌をリード、北海道方式締めの乾杯を行い、来年の再会を期して散会した。 | |
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