7月16日(土)午後5時から、松山城南堀端の「東京第一ホテル松山」最上階ホールにおいて愛媛県校友会(渡部英夫会長:S42営)が年次総会・懇親会を開催した(参加者63名)。 校歌斉唱、会長挨拶に続き、豊後海峡を挟み愛媛県に向かい合う大分県別府市から海を渡って参加の林堅太郎立命館アジア太平洋大学(APU)副学長に学園を代表してのご挨拶を頂いた。林副学長は、75ヵ国なりの英語と日本語が飛び交うAPUキャンパスの国際性のなかで育った校友の高い評価をふまえて申請していた学生規模の5割増計画が前日文部科学省に認められたことを報告。APUの新たなとりくみが学園構成員全体の支援のなかで始まっていることを紹介し、ますますグローバル化する立命館ネットワークの広がりを支え深化させる学園内各校の校友ネットワークの重要性を語られた。 議事は、会長を議長に岡本正志事務局長(S44法)、松本等会計幹事(S51産)、杉田晴記監事(S42営)が事業報告、収支・監査報告、事業予定・予算案を提案。満場一致で承認された。なお、愛媛県校友会は、その活動を賛助金制度で支える方式を採っているが、昨年度は149名の校友から52万円余が寄せられ、この中からインド洋津波復旧支援にも7万2千円のカンパが本部に届けられている。阿部春子さん(S44文・日史)からバトンタッチを受けた第二部の司会は、愛媛が誇る「落研」出身美人エンターティナー滝口潤子さん(S56文・日文)。下田哲前宇和島支部長(S32法)のご発声による乾杯の後は、彼女の魔術のような進行に参加者一同忠実に従い、今年も大盛り上がりで幸せいっぱいの会場となった。志垣陽本部事務局長による学園・校友会近況報告に続いて、宇摩(岩本昭三:S41経)、新居浜(西原紀二六:S42理)、西条(丹洋一郎:S45産)、東周(越智正雄:S34文・東史)、今治(冨山義夫:S35法)、松山(白石高弘:S38法)、宇和島(畑中穣:S42経)の各支部が近況報告を行った。会場は、昭和28年卒の大先輩から新卒まで多彩な顔に溢れ、ご夫婦で参加の小田敬美(S62法:岡山大学法科大学院助教授)・千代美(S61法)さんご夫妻、前回は教員採用試験受験準備中であったが今回は、渡部会長の母校松山市立雄新中学校の教諭として参加の向井俊博さん(H16文・都産)、愛媛一の味と評判の井上蒲鉾本舗(宇和島市)で常務を務める折原健一さん(S61法)、社長が大阪校友会会長、本部副会長、さらに前日には学校法人の理事に就任され、意気あがる大和ハウス工業からも松尾英輝さん(H5営)、須賀良平さん(H13経)が参加された。 アトラクションは、愛媛出身の校友ジャズシンガー谷本久美子さんが校友を弟にもつ愛媛大学出身のジャズピアニスト栗田敬子さん、さらにお馴染みジャズクラブ(旧軽音楽部)OBの谷口典史さん(S53産)のトロンボーンをバックに会場をボサノバ、ジャズのリズムで包み込んだ。懇親は、初参加者、久々の参加者の挨拶などと続き、織田健太郎顧問(S28法)の閉会挨拶、万歳三唱でお開きとなり、二次会会場のライブハウス「翔偶感」へ移動。自作曲を披露された宇和郡の正木荘二郎氏(S29経)を皮切りに帰宅の電車時間に合わせ各々ステージで自慢の喉を披露し合った。なお、愛媛県内では、ハワイ州との交流を推進する滝口潤子さん、地元宇和島のかけがえのない情景を描く水彩画家浜田章二さんなど立命館校友の多彩な活動が社会の注目を集めている。 ◎滝口潤子さんの 「ハワイの日」記念イベント 7月31日(日)13:30から15:45 いよてつ高島屋8階スカイドーム 「ハワイアンナイト インえひめ」 8月 1日(月)18:30から21:00 国際ホテル松山3階常盤の間 ☆ジャズシンガー谷本久美子さんのHP http://komiku.littlestar.jp/index.html ☆ジャズピアニスト栗田敬子さんのHP http://www.sue.or.jp/kurikei/index.htm | |
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