7月15日(土)名鉄トヤマホテルにおいて、富山県校友会が今年度総会および学生父母との合同懇親会を開催した(参加者79名)。第1部の総会は、古河秀一郎氏(S49文)の司会進行で、午後3時30分から3階「薫風の間」において開会。冒頭、物故者への黙祷に続き、坪井新一郎会長(S33理工)が挨拶。小川輝久幹事長が会務報告を行った。そして学園を代表して大久保英嗣情報理工学部長が、「今年度は、校友・父母とともに選任する新しい総長の下、中期計画に基づき、本学がもう一段高いステージへと飛躍し始める重要な年。より一層の支援をお願いしたい」とご挨拶。本部事務局から参加した大場が、インド洋大津波災害支援募金へのご協力御礼・結果報告、ALL-Rits立命館校友大会開催案内および朱雀キャンパスへの本部事務局移転等、校友会会務報告を行った。祝電披露後、山本茂行富山ファミリーパーク園長が、「富山の山と街」というテーマで記念講演。同園長は、一昨年富山県内で24名の死傷者を出した「クマ騒動」問題の有識者で、同問題の原因が荒廃した里山にあるという理論を分かりやすくご解説。また、消失しつつある人間の「自然性」を復活させるために里山を活用する取り組みについてもご紹介いただいた。午後5時15分から、会場を3階「清風の間」に移して行われた第2部の学生父母との合同懇親会は、田村哲朗氏(S47営)が司会進行。坪井会長の挨拶に続き、大久保情報理工学部長、本部事務局長代理の大場、同県父母教育懇談会運営業務を終えて駆けつけた佐藤誠研究部長をはじめとする学園運営スタッフ(山本忠法学部副学部長・中村成夫学生オフィス衣笠課長・中井康雄理工学部事務室職員)と近隣県校友会代表者(加納裕石川県校友会会長・竹田敬一郎同事務局長・古村隆一福井県校友会副会長・光森久幸同事務局長)が来賓として紹介され、また父母側の参加者として富山県委員の安藤昌男ご夫妻と会員の森本毅氏、あわせて安藤委員のご令嬢で本日の懇談会で就職体験談を披露してくれた安藤郁美さん(法4)が紹介された。そして佐藤研究部長が来賓を代表してご挨拶。加納裕石川県校友会会長の乾杯ご発声で開宴となった。歓談の最中、司会者のアトランダムな指名により、数多くの校友が登壇し、それぞれ学生時代の思い出、母校への思いを語った。世代は違えど、進学のために上京し、卒業後故郷に戻ってがんばるという境遇は皆同じ。スピーチを通して「立命館アイデンティティー」は世代を超えて共有、再認識されていった。恒例の抽選会は、進行役の安部香一氏(S61産)と田近一秀氏(H3文)の名調子で、会の盛り上がりは最高潮に。そして袋布昌幹氏(H3理工)のリードで応援歌・校歌を斉唱。最後は古村福井県校友会副会長が中締めのご挨拶。丸田忠幸副会長(S33理工)が謝辞を述べお開きとなった。 | |
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