7月15日(土)午後3時から、立命館清和会(立命館中学校・高等学校同窓会)が370名の参加を得てウェスティン都ホテル(京都東山・蹴上)で2006年度総会・講演会・懇親会を盛大に開催した。第一部総会は岡野益巳副会長(S39高全)の司会で始まり、物故者への黙祷、植松繁一会長(S25高全)のご挨拶に続いて中川祐夫副会長(S23一中)の進行で議事を行なった。会務報告、決算報告、予算案、会則改正、役員改選が中川副会長から提起され、監査報告(外村泰一監事)とあわせて拍手で承認された。会則改正では活動の活性化を図るべく学年同窓会やクラブ同窓会などの組織化が盛り込まれ、役員改選では布垣豊新会長(本部副会長・京都校友会長:S32高全)を筆頭とする新体制がスタートすることになった。来賓祝辞は長田豊臣総長を代行して高杉巴彦総務担当常務理事が学園を代表してご挨拶、また立命館中学校・高等学校からは汐崎澄夫学校長、校友会本部からは山中諄会長代行の渡邊申孝副会長・奈良県校友会長にそれぞれご挨拶いただいた。第二部講演会では陰山英男立命館小学校副校長・立命館大学教授が「学力の新しいルール」をテーマに、食事や睡眠時間など様々な切り口のデータを紹介しながら生活スタイルと学力向上の連関性などを説き参加者は熱心に聞き入った。また、先進的教育活動の発信源を目指す立命館小学校の教育を紹介し、立命館中高、清和会との連携を呼び掛けられた。第三部懇親会は宮本英樹氏(S54高全)の司会で立命館小学校のVTR上映、学園歌斉唱と続き、植松会長が開会ご挨拶とともに新役員を紹介。4年間の在任中に得た様々な協力への謝辞と布垣新体制へのエールを贈られた。続いて布垣新会長がご挨拶され、「本当に母校・学園に役立つ会活動を展開すべく懸命に母校・清和会の発展に努めたい」との抱負と、「そのためには学園との連携、特に学園に勤務する清和会員の積極的な参画が必須」と述べられた後、退任役員に感謝状と記念品を手渡された。続いて来賓、退職教諭、出席教諭が紹介され、来賓を代表して本郷真紹初等中等教育担当常務理事ならびに立命館宇治中学校・高等学校同窓会「鳳凰会」の新立敏美会長がご挨拶された。続いて虎谷正人前副会長(S16旧中)の発声で高らかに乾杯を唱和すると歓談の輪が一気に広がり、卒業生有志バンドの演奏や大抽選会を交えて大いに盛り上がった。そして応援団OBの田中裕二郎氏(S32高全)らのリードで応援歌、学園歌を場内一杯に響かせて、佐竹力総副会長(S41高全)の閉会の辞で閉会した。なお、本部事務局からは志垣陽事務局長、名主川久仁校友・父母課長が出席した。 | |
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