新年おめでとう存じます。旧年中のご指導ご鞭撻に心から深く感謝申し上げますと共に、立命館学園の教育・研究・社会連携事業を共に推進する34万校友、6万父母の皆様の大きな学園支援ネットワークの広がりのなかで新たな年を迎えられたことを共に喜び合い、国際社会でより名誉ある役割を果たす総合学園創造へ向け新たな決意を共にしたいと存じます。 昨年7月に策定された立命館学園憲章は、学園創造における校友・父母の主体的役割を明確にあらわした他学園に類例のない憲章であり、川口清史新総長を総長候補者として決定する作業に校友、父母の代表が直接参画する新しい学園運営の仕組みにも象徴的なように学園創造事業への校友、父母の皆様のより主体的な参画を呼びかけています。 教育文化事業部は、昨年4月から、校友会事務局、父母教育後援会事務局、立命館総合ミュージアム(立命館大学国際平和ミュージアム、京都府立堂本印象美術館、立命館大学アートリサーチセンターで構成)事務局を担い、学園の地域連携、文化事業などをも所管する部としてスタートし、京都歴史回廊協議会などの活動を通じて、学園を支援し、共に成長を目指す各界の方々との幅広い連携の輪を構築してまいりました。おかげさまで、京都府からの指定管理者指定というかたちで京都府立堂本印象美術館の管理を開始し、文部科学省現代GP「京都歴史回廊プログラム」を文学部を運営主体として発足させて頂くなどの新たな到達点を築くこともできました。 ここ数年京都駅一帯での開催が定着した「All-Rits立命館校友大会」も学生諸君の企画・運営への参画もえて定着化し、昨年もホテル内での校友大会参加者だけで約1600名を数える規模となりましたが、今年は11月4日(日)に東京有楽町駅に隣接する「東京国際フォーラム」で国内外各界の校友の大結集をはかる新たな校友大会として企画します。また地域校友会にあっては、父母組織との連携を含めたブロック化の促進などさらに新しい展開を目指します。これらのとりくみの中ではとりわけ立命館学園全体の校友連携にとって重要な役割を担うAPU校友会の新たな発展、また総合学園全体としての校友・父母の組織的連携を重視して参りたいと存じます。APU校友と立命館大学校友の連携の強化、附属校から他大学へ進学した校友との継続的連携、大学院で新たに迎えた校友の組織化、そして学園教職員全員の校友教職員としての活動強化など立命館ネットワークの幅広い連携を目指します。 新年を迎え、数百人の校友の皆様から校友会本部事務局宛てに年賀状を頂戴いたしましたが、とてもお一人おひとりにお返事を書くことができない状況となり、失礼ながらHPでのご挨拶とさせて頂くことに致しました。失礼をお許し下さい。今年もよろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。 2007年1月 立命館大学校友会事務局長 志 垣 陽 | |
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