7月1日(金)午後7時から、衣笠キャンパスで第17回隣接地懇談会が開催されました。この懇談会は、毎年定期的に開催されているもので、同キャンパスにおける約1万6千人の学生・院生・教職員が学び働くなかで、日夜周辺地域に与えているさまざまな影響を直接地域にお住まいの方々と懇談するなかで把握し、互いに協力して改善をはかっていこうという趣旨で開催されています。
大学は、地域の一部であり、地域住民の生活に大変大きな影響を与える存在です。無灯火自転車の危険走行や違法・迷惑駐車問題、騒音問題などはキャンパス周辺地域で生活する皆さんの生活環境を脅かす恐れをもっています。一方、地域の方々と強く連携して問題解決をはかり、さらにボランティア活動、文化活動などで互いの協力関係が進めば進むほど大学の果たすべき社会的役割が明確になり、学生の社会性を向上させる効果もあります。キャンパスとその周辺で働き、学び、暮す、あるいは観光で来られる方々全てに平和で安全、さらに快適で文化的な環境を共に構築していくことも大学の大きな役割です。
大学からは、佐々木陽一施設整備担当次長、伊藤則男学生センター次長、前田秀敏総務部次長、志垣陽教育文化事業推進部次長ほか関連課スタッフが参加し、地域との学生交流課題、立命館大学ボランティアセンターの活動、京都歴史回廊協議会のとりくみなどが紹介され、今後も問題が生じた際には地域の方々と連携しつつ迅速に対応していくことが表明されました。