1月8日(月)午前11時30分から、学校法人立命館が「2007年新年祝賀の集い」を開催し、ウェスティン都ホテル(京都・蹴上)にご来賓、理事、評議員、有効者、教職員ら631名が出席した。司会は高杉巴彦総務担当常務理事が務め、学園歌斉唱に続いて川口清史新総長が年頭の挨拶を行なった。川口総長は「世界的に大学教育が厳しい時期を迎えている。様々な改革、改善に取り組んできた本学も、社会の変化に適応した改革、改善にさらに努める必要がある。今一度、社会と大学教育の動向を見極め、中期計画や立命館憲章に則り、総合学園としての利点を活かした新たな学園作りを進めていきたい」とその決意と抱負を述べられた。続いて有功者表彰、永年勤続教職員表彰が行なわれ、有功者表彰では代表の早崎瑠美様と大成建設株式会社様に川本八郎理事長から表彰状が手渡された。川本理事長の年頭のご挨拶では、長田豊臣前総長、旧執行部の方々に感謝の気持ちを伝えられたのに続き、5日にご逝去された安藤百福名誉博士・館友・名誉校友(日清食品株式会社創業者会長)に黙祷を捧げた。また、平和をはじめとする世界の諸課題解決を担えるのは大学を擁する教育研究機関である、と総合学園として活動を展開する立命館の重要性について触れ、諸課題に全力を挙げて取り組み、川口新総長とともに新たな学園作りに努めたいと述べられた。続いて長田前総長らによる鏡開きが行なわれ、乾杯、歓談へと移った。会場各所に歓談の声が響く中、全日本大学女子選抜駅伝での立命館大学女子陸上競技部とAPU女子陸上競技部の状況が伝えられ、4連覇を達成した立命館大学女子陸上競技部と最終12位だったものの5区で3位と健闘したAPU女子陸上競技部に対する歓喜の拍手と声が広がった。そして、来春開学する映像学部、公務研究科、立命館守山中学校の教職員紹介、サッカー部、将棋研究会、立命館小学校ら学生・生徒・児童表彰が行なわれ、学生・生徒・児童の代表者に川口総長から表彰状が贈られた。最後は応援団のリードで応援歌を大合唱し閉会。立命館の新たな挑戦の1年がスタートした。 | |
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