3月23日に立命館百年史編纂室が中心となって発刊を進め
てきた元総長天野和夫先生を偲ぶ追悼集「回想の天野和夫」
が発刊される。
天野先生は、1978年から1984年まで総長を務められ
たが、この間法学部の衣笠移転、広小路閉校祭典を最後とす
る衣笠一拠点事業の完成、国際関係学部の開設などの諸事業
が推進され、この間の連続的な大学改革事業の始まりの立役
者であった。
同書には、著名な法哲学者だった天野先生の思い出話、研究
業績などについて大学や法曹界の関係者ら92人が綴ってい
る。著名人から寄せられた追悼文も多く、地域のPTA活動
を通じて交流を深めた歴史学者、門脇禎二京都府立大元学長、
学生時代からの研究者仲間、民法学者の甲斐道太郎大阪市立
大名誉教授、松山義則同志社前総長、国語学者の寿岳章子さ
んらが名を連ねている。
法律文化社の刊:444ページ:5000円(送料別)
希望者は、立命館百年史編纂室まで
Tel:075(465)8209。