6月25日(土)午後3時から、校友阿部毅氏(S50文)が取締役支配人を務める新潟市の万代シルバーホテルで新潟県校友会が年次総会を開催した(参加者65名)。総会の進行は、鈴木聡総務委員(H6産)。大西淳会長(S36理)の開会挨拶に続いて、来賓の國廣敏文産業社会学部長が自作の学園近況報告メモを配付し立命館小学校の設置、立命館守山高等学校設置、二条地区新キャンパスへの法人本部移転など学園全体の近況を報告。さらに志垣陽校友会本部事務局長が映像でそれを補い、母校の発展と共に27万校友を核ににさらに幅広いネットワークを形成しつつある校友会活動の近況を報告した。議事は、小野守通幹事長(S44営)の会務報告、杉崎朋子女性部長(H4文)の活動報告、樋口和道会計委員(S53法)の会計中間報告、貝瀬正泰広報委員(S47法)の広報活動報告が行われ、さらに小野幹事長から、中越地震に対する全国校友の支援への感謝、とりわけ最後に20万円を送ってくれた和歌山県校友会の支援を込めた報告とインド洋大津波に関する募金活動の提起が行われた。 議事終了後は、校友スピーチとして、新潟テレビ21報道政策センターの中島俊信さん(H9産)が同局アナウンサーの冨高由喜さん(H11法)を伴い、「いつか光が見えるー新潟県中越地震・山古志村の再生」と題して、テレビ朝日テレメンタリー月間賞を受賞した取材活動を報告、参加者は映像資料を食い入るように見つめ、あるいは黙想、あるいは涙した。 会場を移した懇親会は、杉崎朋子、小堀英子(H2産)の女性部ペアの司会。小島勝治副会長(S42文)の「かけがえのない故郷立命館を思い続け、感謝し、共に歩んで行こう」というご挨拶に始まり、法学部校友の父でもある校友の國廣学部長が幅広い年代をあたたかく纏め上げた新潟県校友会の活動を称え、母校立命館の継続的な発展を自覚をもって進めるという決意を表明。さらに新潟市を中心とする市町村大合併に中心的な役割を果たし、自ら率先して席を辞された小川竹二前豊栄市長(S35経)が末川先生の教えを活かしてきたこれまでの人生を振り返り、自立的な校友としての人生を送ろうと乾杯のご挨拶。懇親会に移った。参加者の3割が平成の卒業生となった会場では、おなじみ江川功さん(H1文)の立命館アニバーサリーが流れ、高橋竹秀さんこと小林史佳さん(H9理)らの笑顔が溢れた。懇親の最後に坂上誠総務委員(H53営)のリードで校歌・エール、さらに万歳三唱が行われ、片岡道夫監査(H53産)の中締めのご挨拶で二次会へと続いた。なおインド洋大津波への義捐金は、目標を超える50,250円が集まった。 | |
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