12月11日(土)午後5時30分から、当日の結成総会を終えた京都歴史回廊協議会の関係者による懇親会が衣笠キャンパス以学館地階多目的ホールで行われた。 会場には総会に参加した関係者ら約40人が集い、二之湯智参議院議員、小林正明市会議員、中村三之助市会議員の地元選出議員も参加された。司会は、友藤信明立命館大学教育文化事業課長。はじめに石谷彰男京都歴史回廊幹事(京料理萬長)が開会挨拶。続いて高杉巴彦歴史回廊幹事(立命館常務理事)が「これからが本当の始まり。具体的かつ地道で着実な計画を立て頑張っていこう」と乾杯のご発声。このあと懇親に入り、各界からの参加者からそれぞれにご挨拶を頂戴した。 懇親半ばには、サービスマネージメントインスティチュート戸祭ゼミで学ぶ経済学部(前田賢二、有川達朗)と経営学部(竹内一真、小野圭、中村由佳、籔田奈緒子)の学生達が作成した京都歴史回廊の事業計画プランが紹介された。学生達は、京都を訪れる観光客年間4217万人のうち、570万人がきぬがさ地域を訪れており、修学旅行生では102万人のうち27万人の計算となる。彼らに情報端末と一日学生証を持たせ、位置検索や音声案内、ネットワーク通信などの機能を活用することによって拝観料情報、飲食店情報、各種特典情報の紹介や地図表示など多様なサービスが想定でき、各単価を2千円とすれば粗利1億8千万円の事業を展望できる。そしてその利益は歴史回廊の運営資金や地域の環境・景観整備に活用できると発表し、大きな拍手を浴びた。 | |
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