校友の拝師暢彦さん(S46理工:元京都府立鴨沂高校長)が、この度「御雇外国人J.A.ウィードの六年間 京都府農牧学校物語」を自費出版されました。同校は現在の京都府立須知高校(京都府丹波町)の前身で、明治の近代化草創期、札幌農学校などとともに日本三大農業教育発祥の一つに称えられながら、開校後わずか2年7ヶ月で廃校となった幻の学校。府立高校教員であった拝師さんは、1983年に須知高校に赴任した際に府農牧学校の存在を知り、短期間で廃校という数奇な運命を辿った校史に興味を持ち、以来研究を重ね、退職した2004年春から原稿執筆。今年5月末、出版の運びとなりました。著書の中では、当時の京都府の農牧政策や農牧教育の中心を担った米国出身のJ.A.ウィード氏の苦闘ぶりなどを、様々な知られざるエピソードを交えながら紹介されています。ご興味のある方はぜひご一読ください。 なお、ご購入、お問合わせは立命館生協書籍部(TEL:075-465-8288)あるいは京都大生協・西部会館ルネ(TEL:075-771-7336)まで。一冊1300円。 | |
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