12月4、5日の両日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われた、第21期全国アマチュア王将位大会(日本将棋連盟、毎日新聞社主催、囲碁・将棋チャンネル後援)において、立命館大学将棋研究会の山中恵介くん(理工2)が準優勝、日本のアマチュア棋士NO.2の座についた。予選を勝ち抜き、決勝トーナメントに進出した山中くんは、2回戦(準々決勝)で、同研究会の先輩であり、今年のアマ竜王戦の覇者、今大会優勝候補の一角加藤幸男さん(H16理工)と対戦したが、大金星を挙げ準決勝に進出。これで波に乗った山中くんは、準決勝では同じく優勝候補である北関東地区代表の小牧毅さんを下し、山田敦幹アマ名人との決勝戦へと駒を進めた。決勝ではアマ名人戦2連覇中のベテラン棋士相手に、中盤まで優位に試合を進めるなど大健闘をみせたが、終盤に逆転され、惜しくも学生アマ王将の夢は叶わなかった。
なお、この結果を受けて山中くんは優勝者とともにプロの公式棋戦・第14期銀河戦への出場権を得ることとなった。さらに大きな舞台での活躍が期待される。