6月3日(金)午後5時30分から、立命館大学衣笠キャンパスの創思館カンファレンスルームで京都歴史回廊協議会(大槻隆彦会長)が平成17年度年次総会を開催した。今回は、イベント的要素を避け、各プロジェクトからの活動報告や各回を代表する方々から実践的なご意見を頂戴すべくことに主眼をおき、メイン企画としては、門川大作京都市教育長、水谷幸正浄土宗教育資団(仏教大学)理事長・浄土宗宗務総長をパネラーとしてお迎えし、高杉巴彦立命館総務担当常務理事(京都歴史回廊協議会幹事)が加わり、本郷真紹立命館初等中等教育担当常務理事をコーディネイターとして「京都文化と歴史回廊」の演題でパネルディスカッションが行われた。また、「ボランティアセンターの役割」(立命館大学吉村太造氏)、「国際交流・人材育成プロジェクト」(京都ユースホステル協会ホステル部長・宇多野ユースホステル所長高田光治氏)、「回廊化推進交通プロジェクト」(立命館大学大学院博士課程後期生井上学氏)、「足利尊氏生誕700年記念天龍寺・等持院連携プロジェクト」(京都歴史回廊事務局長志垣陽氏)、「集客産業再構築プロジェクト」(立命館大学経済学部教授戸祭達郎氏)の5本の研究プロジェクトについては、活動状況についての実践的な報告も行われた。会場には、小林正明京都市会議員、清水宏一京都市観光政策監、横田久幸京都市産学連携推進課長、佐伯康介京都市交通局企画課長、別府正広北区役所総務課長、宮崎秀夫右京区役所区民部総務課長、長澤香静京都仏教会事務局長、緒方香州金閣寺執事、湯浅典男・庄村正男北野天満宮禰宜、山口秀寿平野神社権禰宜、奥田正叡常照寺上人、西川瑞哲仁和寺総務課長、澤田信行京都コンベンションビューロー誘致企画課長、須藤昌俊歴史街道推進協議会広報部長など、きぬがさ地域を中心に京都の各界を代表して活躍される教育、観光、文化、行政に携わる方々、またバス、タクシー業界など約100名が参加された。なお、会場内にはサントリーフーズ株式会社のご好意で「伊右衛門」のご提供を受けた。 | |
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