6月3日(土)午後4時30分から、京都四条川端の東華菜館で朝鮮半島出身の校友たちの校友会「ウリ同窓会」が申俊雨新会長(S44営)、朴栄植新事務局(S50文)による初めての総会・懇親会を開催した。民族の融和を目指すとりくみが進むなか、ソウルから立命館大学・立命館アジア太平洋大学在韓同門会の文鶴東会長(S19法)、金祐銓副会長(S19法)がご臨席され、また京都大学統一同総会と同志社大学コリアクラブからも代表を招いての総会となった。第1部では、「在日朝鮮人とアイデンティティ-チェーサ(祭祀)を社会学する-」と題し、校友の梁愛舜社会学博士(H13院社博後)が講演。在日朝鮮人社会で当たり前のように営まれているチェーサ(祭祀)が女性たちによって担われてきたことを報告された。引き続き在韓同門会ほか各界からのご来賓からご祝辞を頂き、総会議事を進行。午後6時を過ぎた頃、長田豊臣総長のご到着を待って懇親会を開会した。長田総長は、「誤った侵略戦争の歴史をふまえ、時間と国境を越えた立命館ファミリーとしての結束をさらに固めよう」とご挨拶。幼年期をソウルで過ごされたこともあり、韓国・朝鮮料理と京都朝鮮歌舞団の歌や演奏を堪能された。なお、校友会本部事務局からは志垣事務局長が参加した(参加者数約60名)。 | |
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