立命館大学では、今年8月29日(日)から、11月6日(土)まで国際協力銀行の円借款事業の一環として重慶市の10大学31人の副学長を招いて特別研修を行ってきたが、研修参加者からの声にこたえて、学校法人として重慶市教育委員会との間でより幅広い交流をすすめる包括的な協定締結を締結することとした。重慶市は、中国政府の中央直轄市の一つで人口は3千万人を超える世界最大の都市。研修のなかでは立命館大学の校友会活動の報告も行われたが、参加者からは研修参加者で立命館の「校友会」的なものをつくりたいとの声も聞かれた。
なお、同研修には、立命館関係者の他にも国内の国公私立大学の中心的な役職者・研究者にも多数ご参加頂いており、次は、11月15日(月)から12月25日(土)にかけて甘粛省との間で同様の研修を実施する。なお12月16日(木)午後には、志垣教育研究事業部次長が「アドバイザリーコミッティー、校友会、父母教育後援会、エクステンション事業など大学と社会との相互の働きかけを学ぶ」と題して3時間の講義を行い、母校と深く連携したオール立命館の校友組織の活動を紹介する。