5月16日(月)第16回伊藤整文学賞の選考結果が発表され、小説部門に校友の笙野頼子さん(S55法)の「金毘羅」(集英社)が選ばれました。受賞式は6月17日(金)に北海道小樽市の小樽グランドホテルで行われる予定です。ご存知の通り笙野さんは第111回芥川賞作家。1981年の第24回群像新人文学賞を皮切りに91年野間新人賞、94年第7回三島由紀夫賞、2001年泉鏡花文学賞など数々の賞を受賞されておりまた一つ文学界にその名を刻まれました。
※「伊藤整文学賞」
小樽市出身の伊藤整氏没後20年(1989年)を契機に、小説・評論・詩など多方面に活躍した氏の業績を永く顕彰するとともに、日本の文化の発展に寄与するため創設されたもの。(「伊藤整文学賞の会」HPから抜粋)