5月8日(日)午後1時30分から、JR京都駅近くのリーガロイヤルホテル京都「春秋の間」において、立命館交響楽団が創立50周年記念式を挙行した。式には、長田豊臣総長、中川勝雄学生担当常務理事・学生部長ほか多数の来賓、現役、OB等関係者合わせて約300名が参加した。第一部の記念式典は、冒頭、5年前から準備にあたってきた実行委員会を代表して西田光治実行委員長(S43卒団)が開会の辞を述べ、校歌演奏に続いて、物故者への黙祷、山本安弘OB会長(S34卒団)挨拶、現役の森禄介団長挨拶と続き、長田豊臣総長が来賓を代表して祝辞を述べた。続いて当日あいにく体調を壊されてご欠席となった交響楽団の創設者伊吹新一OB会名誉会長のご息女に長田総長から、また永年に亘り交響楽団の顧問として多大な貢献をされた中谷猛名誉教授に山本OB会長からそれぞれ感謝状が贈られた。なお、伊吹名誉会長は男声合唱団や混声合唱団の創設にもご尽力頂いた。 このあと記念演奏に移り、小塚嵩二さん(3回生)の指揮でエルガーの行進曲「威風堂々」第1番が演奏され満場の拍手を浴びた。 しばしの休息を挟んで第二部の祝賀会に移り、中川常務による乾杯のご発声で懇親に入った。懇親半ばには中谷名誉教授のご挨拶、顧問のワッセルマン教授の「現役諸君は百年後へ向け歩みだせ」との激励が続き、最後は、現役学生、OB・OG、各パート指導担当者合い交えて結成された記念オーケストラによる和やかな記念演奏に移り、伊藤和夫さん(H3卒団)の指揮でチャイコフスキー「交響曲第5番・第4楽章」ヨハンシュトラウス「ラデッキー行進曲」が高らかに演奏された。なお、会場には、千代田邦夫、杉町宏両顧問ほか多数の教職員が参加、また校友会本部からは志垣事務局長が出席した。また同交響楽団及びOB会ではこの日に合わせて記念誌「響き立つ-ある青春オーケストラの軌跡-」を刊行、その最後には「音楽の感動と喜びは無限。より豊穣な収穫はきっとある。・・・・立響は『無限の沃野』を耕していかなければならないのだ。」と結ばれている。 | |
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