9月30日(木)と10月1日(金)の2日間にわたって、中国重慶市から立命館大学に大学管理運営の研修を目的として滞在されている10大学約30名のメンバー(副学長クラス)に志垣教育研究事業部次長・校友会事務局長が、「大学の教育文化事業」「大学の社会的ネットワーク」について合計6時間の講義を行いました。極めて優秀で熱心な参加者達からは、「立命館において、母校が校友を励まし、校友が母校と後輩を応援する校友会活動の仕組みが大きく前進しつつある」こと、「大学にとって最も身近で、決して裏切らない、いつまでも暖かい支援者である校友の活躍と連携することが大学の社会的ネットワークの根幹であること」が良くわかった。「私達も重慶で立命館の校友会をつくりたい思いだ」との感想が述べられました。 重慶は人口3千万を数える世界最大の都市。長く深い歴史と豊かな文化をもつ都市。この間、高等教育の整備も進み、既に40を超える大学が整備され、教育研究条件を目覚しく向上させつつあります。21世紀の地球は、互いの相違を認め合いながら文化的交流を進め、人間性豊かな社会の構築を進めることで平和で互いに共生できる社会を目指さなければなりません。お互いの大学が、平和で共生できる社会を目指すために名誉ある役割を果たすべく誓い合い講義は終わりました。 当日は中国の建国を祝う「国慶節」。本来なら長期休暇の始まる日でした。休日返上で長期研修を続ける参加者の眼の輝きは立命館へのエールです。 <受講者から贈られた美しい中国剪紙「龍の切絵」> | |
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