福岡市博多区、福岡空港のほど近くに元本部副会長・前九州連合会長で前福岡県会長、日下部茂氏(昭19法文・東亜法政)のご自宅がある。こじんまりと静かに佇む軒の低い和風の居宅。年輪を感じさせるその玄関脇の柱には、日に焼けて色が変わった「立命館大学校友会福岡県支部」の看板が掲げられている。永年に亘り日下部氏の下に集うさまざまな年齢、多彩な職業の校友たちの姿を見つめ、福岡での校友会活動の発展を見守ってきた看板である。日下部邸の玄関には、来客の目の高さに立命館のキャンパスを描いたタペストリーが掲げられ、書斎に進むとAPUの航空写真が飾られている。立命館と共に生き続け、91歳を迎えた日下部氏の母校愛をやさしく奥様が見守り支えてこられた日々がうかがえる。 JR宇都宮駅からほど近い小谷肇前栃木県校友会会長のご自宅にも馬頭院のご住職、高野雅文現栃木県校友会長の揮毫による「立命館大学校友会栃木県支部」の看板が掲げられている。 各地の校友会の発展史には、このような先輩たちの人生が刻まれている。 | |
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