2005年3月18日(金)午後1時から、別府市のビーコンプラザ コンベンションホールで立命館アジア太平洋大学卒業式・大学院修了式が行われ、アジア太平洋学部294名、アジア太平洋マネジメント学部253名、大学院アジア太平洋研究科17名、大学院経営管理研究科14名の578名に学位が授与されました。式には清家邦敏本部副会長・福岡県校友会長、松岡征一朗大分県校友会長が出席、広瀬勝貞大分県知事も参列されたほか、会場には在学生や父母、ホストファミリーをはじめとする地元地域の方々ら多数が出席して卒業生・修了生の晴れの日を祝いました。モンテ・カセム学長は挨拶の中で地元地域の支援に対する感謝、キャンパス内外で得た人と人との強い絆など学生生活で掴んだ財産をもとにこれから一層活躍されるよう期待を述べました。続いてカセム学長から学部・研究科の代表学生に証書が手渡され、代表学生は「APUが持つ国・文化などの違いを超えた環境が自身を大きく成長させた」など在学中の思い出や今後の抱負を交えて挨拶しました。この後、安藤百福名誉博士栄誉賞、総長賞、学長賞の表彰、学生住居提供などのご支援企業に対する感謝状贈呈が行なわれ、続いて校友会挨拶として竹本慎也APU校友会長、清家副会長が挨拶。清家副会長は「新たな『立命館校友』の仲間が加わることへの喜びと歓迎」の言葉を送りました。最後に一人一人に学長を始めとする役職者から壇上で記念品が手渡されて式は終了。式後にAPU校友会が主催した「卒業生歓迎パーティー」にも多数の卒業生・修了生が集まり恩師との交歓や再会を約束しあうなど場内は喜びに満ち溢れていました。元気溢れるAPU校友がさらに増え、立命館大学校友との各地での交流のますますの活発化が期待されます。 また、この日の式の冒頭ではケチャックメン・ケチャ・レオネルさんへの特別卒業証書授与が行なわれました。2002年のサッカーワールドカップ時に母国カメルーンと日本の友好・親善の架け橋として活躍した彼は昨年8月に交通事故で他界。本来この日に出席するはずだったとして弟のケチャックメン・ジェルバイス・ビタルさんにモンテ・カセム学長から授与され、場内の参加者も立ち上がり仲間の卒業に心からお祝いの気持ちを送りました。 | |
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