8月30日(月)から、立命館大学衣笠キャンパスで「中国の大学管理運営幹部特別研修プログラム」が始まった。 今回の研修は、政府開発援助(ODA)による中国内陸部人材育成事業の一環として、学校法人立命館が円借款を実施する国際協力銀行と協定を結び、プログラム開発を進めてきたもの。研修は、衣笠キャンパスを皮切りに、BKC、APUなどで11月5日(金)まで約2ヶ月にわたって行われる。 初日には、立命館大学衣笠キャンパス創思館1階カンファレンスルームで開講式が開催され、中国重慶市の重点10大学の副学長クラス31名と来賓・学園関係者が出席した。席上、川本八郎理事長は、「心から歓迎する。立命館という名称は、中国の古典『孟子』の『盡心章』の一節に由来しており、立命館は生まれながら中国とは深い関係にある。日本の高等教育、とりわけ私立大学の改革とそのエネルギーの源泉を創造的・科学的に学んで頂きたい」と挨拶した。 これを受け、参加者を代表して研修生団長の黄志亮氏は、「中国の高等教育は急速に発展しており、管理運営、教育改革、財政政策など新たな課題に直面している。このため日本の大学改革に大変注目しており、今次研修の成果を挙げるよう一生懸命努力する。」と「誓いの言葉」を述べた。 なお、講座のなかでは「大学の社会的ネットワーク」として校友会・父母教育後援会などについても講義が行なわれる。 | |
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