8月21日(土)午後6時30分から、那覇市の「ホテル西武オリオン」において沖縄県校友会が年次総会・懇親会を開催した(参加者31名)。総会の司会は、山城孝智代表幹事(S58経)。全員で校歌を斉唱した後、まず赤嶺勇会長(S44文)が「母校の発展を喜び、母校に感謝し、母校の発展とお互いの活躍のため今後とも励ましあっていこう」と会長挨拶。続いて議事に入り、金城信尚書記幹事(H7国)の活動報告、島袋健会計幹事(H5経)の会計報告、平良明美監事(H7文)の監査報告をそれぞれ承認。さらに赤嶺会長から古波倉正松新会長をはじめとする新役員体制の提案があり承認された。このあと当日出席した役員全員が紹介され総会議事は終了。会場の模様替えの間を利用して全員で記念撮影を行った。 懇親会では、冒頭、古波倉新会長が故末川博名誉総長の追悼文を扉に掲載した25年前の沖縄県支部(当時)名簿を手に、沖縄におけるこれまでの校友会活動の発展をふまえ、さらに親睦を深め友情の輪を広げていこうとご挨拶。かつて沖縄県校友会に所属し沖縄県校友会にはお馴染みの中川祐夫前校友会本部副会長のご発声で乾杯、懇親に入った。 総会議事を早々に終え、互いにくつろいだなかでもしっかりと来賓や仲間の挨拶を受け止められる和やかで落ち着いた運営は、まさにもてなしに長けた沖縄流。その穏やかな雰囲気のなかで学園及び本部から参加した来賓の挨拶に移り、高杉巴彦総務担当常務理事は、久方ぶりに訪れた沖縄の発展ぶりに驚いたと前置きしつつ、母校立命館大学の発展と社会的な信頼、APUのとりくみの重要性、立命館小学校の設置計画、二条駅前地区での新キャンパス展開などについて報告された。また志垣陽校友会事務局長は、次週に札幌キャンパスで予定されるオール立命館パーティや東京をはじめ各地で行われているAPU校友会と連携した校友会ネットワークの諸活動を報告した。 沖縄県校友会は、最近とみに若い参加者、女性の参加者が増えており、今回も参加者の大半が沖縄と日本、アジアと世界の明日を担う元気な若者達でしめられた。立命館の発展と校友のネットワークの広がりをあらためて目のあたりにし、父母教育後援会から参加された県役員(上原信男さん、上門宏章さん)や出席できない校友本人に代わって参加されたお父さん達も目を細め、ヤクルトスワローズ古田敦也選手のユニフォーム、色紙をめぐるジャンケン大会が始まる頃には会場は大きく盛り上がった。司会は、金城信尚書記幹事。最後に全員でグレーター立命を歌い、一次会を終了。そのまま同ホテルのラウンジで二次会へと移行した。一方で基地問題に象徴的に示される様々な課題を抱えながらも、アジア各国との交流の窓口としての先進的な歴史を重ねた沖縄の校友は、国際的に発展する母校立命館の姿を「本土」とはまた異なる角度から確信をもって見つめていた。 | |
|