7月25日(日)京都西京極球場で行われた第86回全国高校野球京都大会ベスト8の第4試合、立命館宇治高校と立命館高校の兄弟校対決は、立命館高校に軍配が上がった。試合は春夏連続甲子園出場を目指す立命館宇治と、今春の府大会で3位と実力をつけ、夏こそはと意気込む立命館の意地と意地がぶつかり合う白熱した好ゲームとなった。先ず均衡を破ったのは立命館、3回裏1死2塁のチャンスに2番勝村が右前に適時打を放ち先制。対する立命館宇治も直後の4回表に同点に追いつき、以後立命館宇治の中田、立命館の岩沢両エースの力投で緊迫した投手戦となった。立命館は終盤の7、8回に機動力を絡めて2点を加点。追う立命館宇治も最終回に1点を返したが、緩急を織り交ぜ連打を許さない立命館岩沢の前に力尽き、ゲームセット。立命館が兄弟校対決を制し、23年ぶりにベスト4へと駒を進めた。校歌も応援歌も同じ両校。試合終了後は選手も応援団もお互いの健闘を称え合い、立命館宇治の応援席からは「立命館には絶対に甲子園に行って欲しい」とのエールも送られていた。
なお、立命館は27日(火)のベスト4第2試合(12:30~3塁側応援席)で、強豪京都成章高校と対戦することとなった。夢の甲子園まであと2勝。立命館宇治の分まで奮闘を期待したい。校友の皆様、ご声援よろしくお願いします。