7月24日(土)午後5時から岐阜県校友会(上田勝弘会長:S36法)が、岐阜市の「ホテルグランヴェール岐山」で第50回の記念大会を開催、約180名の校友が参加した。総会の司会は、小倉正紀副会長(S39法)。会長の開会の辞に続いて、来賓紹介、さらに総会議事を一括して執り行い、ただちに川本理事長の「立命館大学の昨日・今日・明日」と題する講演会に移った。川本理事長は、1979年以来の立命館の特徴的な改革の主眼とその背景、またそれぞれの局面において学園執行部が求められていた判断とそれを巡る状況を具体的な事例を交えながら振り返り、私学の改革における基本的でかつ最大の矛盾である財政問題とそれをふまえた教学と経営の統一課題について論じた。講演の最後に何よりも学生の成長を正面に据え、母校の発展のため歴史に責任をもつ姿勢で誠実に課題を遂行することが学園執行部にとって最も重要であると指摘されると、市立大学の改革をすすめている細江岐阜市長も熱心にメモを取りながら頷いておられた。会場を移した懇親会では、恒例の名刺交換タイムの後、会長挨拶に続いて細江市長から来賓を代表したご挨拶を頂き、川本理事長のご発声で乾杯、懇親に入った。なお、三重県校友会からは市川武彦会長、愛知県校友会からは林幸雄副会長らが来賓として参加された。アトラクションの最初は、大道芸人「作芸人磨心」(さうんどましん)こと野尻博さんが富山からご来援、満場の拍手を浴びた。さらにお馴染み多国籍音楽サークル「出前チンドン」を母体とする「チンドン一喜」が登場すると会場は絶好調、校友会本部を代表して参加した志垣事務局長から他地域の校友会活動の現況等が紹介されたあとは、新人校友が自己紹介。さらに上田会長から、校友会本部からの賛助金相当額が、母校への寄付金として川本理事長に手渡された。このあと小川弘新会長(S38経:㈱市川工務店代表取締役社長)が第6代会長就任のご挨拶。最後にメンネルコールOBの太田厚(S39法)、渡邉元秀(S41理)、澤敏明(S42経)の3氏、また応援団OBの安福慶雅(S42法)氏のリードで校歌、応援歌を斉唱、記念大会は大きな盛り上がりの中でお開きとなった。 | |
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