未曾有の天災に見舞われる日本と世界。「凶暴化した気象」の前に人の力はむなしいものですが、復興へ向けた温かい支援の輪には手を結ぶことで広がる人の力を示しています。
先週にも和歌山県校友会から新潟県校友会を通じて新潟県へ対し地震被害への支援カンパ20万円が贈られました。京都府舞鶴地区や兵庫県但馬地域、福井県などさまざまな地域で校友がなお支援活動を続けています。
さて、24日(月)母校立命館が学園としてスマトラ沖地震・大津波に対する支援策を発表しました。APUカセム学長の出身地でもあるスリランカなどでの小学校の再建や学校内での保護センターの建設、人材育成事業支援を中心としたもの。費用については、学内外からの募金を行うこととし、学内で3000万円を目標に学外からも広く支援を求め、3校から6校の建設を目指します。また、できるだけ早い時期に被災国の研究者や行政責任者を招いた国際シンポジウムを開いて復興のために必要な中長期的課題を検討していきます。校友会としては、国内各地の状況に鑑み、会としての独自のとりくみを行うことを判断してはいませんが、賛同される校友の皆様が学園のとりくみに参画できるよう準備をすすめています。