弁護士、司法書士等の専門職校友が、職種の枠を超えた交流を目的に昨秋結成した「楽人会(らくとかい)」が、1月21日(金)午後6時30分から、京都司法書士会館において勉強会を開催した(参加者15名)。会は西口吉宏代表(ファイナンシャルプランナー:S60営)が司会進行。第1部は、今それぞれが、クライアントとの接客において気をつけていることをテーマにバズ・セッション形式で討議を行い、第2部では、第1部の討議内容をふまえ、岡田一毅氏(弁護士:H5法)が、「専門家の面接技法へのコーチングスキルの応用」というテーマで講演を行った。コーチング技法は、1970年代にアメリカで生まれた面接技法で、先ずクライアントの相談を傾聴することで相互の信頼関係を築くと共にその案件の現状・課題を明確にし、次に様々な角度からの解決策について複数の提案を行い、クライアント自身が決断選択することによって解決を目指すという技法であり、現在では、ビジネスをはじめ様々な現場で活用されている。講演の中で岡田氏は「専門知識は我々専門家が上だが、クライアントの抱えている相談案件自体については、クライアントの方がよく知っているのだということをふまえ、相談内容を傾聴し、問題解決に向けて共同であたる姿勢が重要である」と述べた。このあと会場を新風館の「ザネッティ」に移して第3部の新年会が行われ、交流が深められた。 同会では、会員拡充を図りながら今後も定期的に勉強会を行っていく予定である。お問い合わせは下記まで。
「楽人会」:西口吉宏(代表) ">info@fp-kikori.com
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