学祖西園寺公望公(1849-1940)が明治から大正にかけ知人あてに出した書簡28通が兵庫県芦屋市内で見つかり、7月9日、京都大学名誉教授の田中久さんから学園に寄贈されました。書簡は不二麿の妻須磨子にあてたもの。これは、珍味などの進物に対する礼状で、美食家で知られた「最後の元老」の素顔を伝える内容です。霞会館(旧華族会館、東京都)に複写があることは知られていましたが、原本はこれまで不明でした。田中さんの母親が1999年に死去された際、遺品の中から発見されたものです。
詳細は学園HPと京都新聞社HPでご覧下さい。