1月22日(土)午後4時から、JR奈良駅前の「三井ガーデンホテル奈良」で昨年から発足した奈良県校友会の奈良市を中心とする地域校友組織「奈良若草会」が新年総会を開催した。西田晴彦事務局長(S38経)の開会挨拶で始まった総会は、はじめに高田能人新幹事(S47法)のリードに従い参加者全員で校歌を斉唱。続いて岩井将若草会会長(S29文)が開会挨拶を行った。引き続き来賓を代表して渡邉申孝校友会本部副会長・奈良県校友会長が、奈良県がもつ全国会組織における重要な役割とその構成員の多様性をふまえ校友会活動をますます活発に進めようと祝辞を述べられた。総会議事は、APU卒業生を迎え入れ、総会を隔年開催へと変更する内容(隔年で行われる奈良県校友会総会がない年に開催するよう調整の予定)の会則変更、また新幹事の任命について林俊一副会長(S38経)が、会計報告を増田健会計担当(S38経)、会計監査結果を多田晃英会計監査(S39法)が行い、いずれも拍手で承認し終了。 このあと記念講演会を行い、町田章奈良国立文化財研究所長(S39文院)が「平城宮を復元する」と題し、朱雀門に続いて本格的に復元工事が進行中の大極殿復元計画など平城宮の復元計画に至る奈文研の歴史をご自身の経歴を交えご講演頂いた。なおご講演は、立命館が国際化をすすめるなかでますます重要になりつつある日本の伝統文化のなかにおける国際性の認識を再確認させる内容でもあった。このあと全員で記念撮影を行い、懇親会に移った。 懇親会の冒頭には、政界で活躍する校友を代表して横井健二奈良県会議員(S33経)からご挨拶を頂き、喜多仲俊夫顧問(S25法)の乾杯で祝宴に移った。懇親会のはじめに志垣校友会本部事務局長が、学園全体の国際化戦略と一方における地域連携強化戦略を統一的に遂行するという学園課題について時間をとって報告を行った。懇親のなかでは、お馴染みとなった斉藤剛常任幹事(S32法)による歌唱などが行われ、田辺和夫顧問(S34法)の万歳三唱、応援歌グレーター立命の合唱を経て、岩井宏實大分県立歴史博物館館長(S29文)の閉会挨拶で中締めとなった。 | |
|