7月4日(日)午後1時半から、京都府八幡市女郎花にある「松花堂」において、立命館大学校友会八幡支部の設立総会が開催された。会場の「松花堂」は、寛永の三筆の一人といわれた松花堂昭乗が建てた小方丈で、松花堂はさしずめ寛永の文化サロンであったと伝えられている。「松花堂弁当」の由来もここから出たもの。八幡支部は、八幡市に在住する有志10名が準備委員会をつくって種々協議を重ね、約480名の在住校友に案内を送付して50数名の賛同のもとに、今回設立総会をもつに至ったものである。総会は、本島宣紘氏(S42営)の司会で進行。まず森茂樹氏(S36法)が経過を説明し、奥村公平氏(S49法)から会則(案)、役員(案)が提案され承認された。初代会長に選出された滝川孝治氏(S37法)は、多彩な企画・研修等を含めて交流をひろげていきたいとご挨拶。来賓紹介・祝電披露の後、市川靖校友課参与が祝辞と大学・校友会の近況報告を述べ、学園・校友会への支援を要請した。続いて、元政策科学部長・山口定教授による「『新しい公共性』とは何か?――市民論・市民社会論の新動向と日本社会の課題」と題する講演が行なわれ、参加者は何十年ぶりに学生時代にタイムスリップした。懇親会では、参加者(35名)の学生時代の思い出、仕事や趣味のことなどを自己紹介に織り交ぜながら、歓談・交流が行なわれ、最後に校歌を歌い、再会を期してお開きとなった。新たな門出の八幡支部が、さらに若い会員・女性会員などの幅広い参加を得て活性化することを期待したい。今回、選出された主な役員は以下の通り(敬称略)。 ≪八幡支部役員体制≫ 顧 問:毛利豊(S28法)、森茂樹(S36法) 会 長:滝川孝治(S37法) 副 会 長:岡島完治(S40法)、本島宣紘(S42営) 事務局長:奥村公平(S49法)、同補佐:山本幸夫(S51経) | |
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