立命館中学高校の同窓会「清和会」の年次総会が、7月3日(土)午後4時から、二条城前の「京都全日空ホテル」において開催された(参加者約230名)。今年は、学校創立99年目にあたり、随所で来年の100周年に向けての意気込みが感じられた。第一部総会は、岡野益巳副会長の司会。物故者への黙祷、植松繁一会長(S25高全)の開会挨拶に続いて来賓挨拶。長田豊臣立命館総長からは、学園全体の近況報告を含めた祝辞を頂いた。また、山中諄立命館大学校友会長は、清和会が果たした歴史的役割への謝意を表するとともに、学園内同窓会組織のいっそうの連帯を呼びかけた。総会議事は、中川祐夫副会長(S23一中)が議長となり、昨年度会務報告、決算報告、監査報告、今年度予算案提起、役員体制の提案等があり、議案は全会一致で可決承認された。 第二部の講演会は、虎谷正人副会長(S16旧中)が司会。大浦孝副会長(S23一中)の講師紹介に続き、川勝主一郎関西ラグビーフットボール協会会長・花園大学ラグビー部監督(S26高全)が「立命館あっての私」と題して講演。長年の教員生活、スポーツの指導者としての経験から「今こそ生徒の創造力を高める教育、心の教育が重要」と、ユーモアを交えながら説かれた。 第三部の懇親会は、宮本英樹KBSアナウンサー(S54高)、中森陽子さん(H16高)が司会を務めた。まず来賓の紹介があり、後藤文男立命館中学校・高等学校長、中村文治立命館中学校・高等学校PTA会長が祝辞を述べられた。そして西村清次清和会名誉顧問(S7旧中)の乾杯ご発声で開宴となった。とくに多くの景品が準備された大抽選会では、当選者が発表されるたびに会場で歓声があがり、立命館大学「和太鼓ドン」も華やかな演奏と舞いを披露した。最後は、立命館大学応援団リーダー部のリードで学園歌・応援歌を全員で斉唱。荒川和雄氏(S30高)の発声で万歳を三唱した。閉会の挨拶は、佐竹力総副会長(S41高)。来年の創立100周年総会の成功を期して準備活動を進めることを確認してお開きとなった。 | |
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