1月14日(金)正午から、名古屋市大曽根の名古屋平安閣において、昨年11月に健康上の理由で愛知県校友会会長を退任され、12月13日に故人となられた土田三次郎前愛知県校友会長の株式会社名古屋冠婚葬祭互助会、平安閣グループ合同社葬が行われた。土田前会長は、昭和8年大阪市に生まれ、昭和30年3月に本学経済学部を卒業、さらに学士入学して昭和32年に法学部を卒業され、草創期であった観光バス業界に身を投じ、京都観光バス株式会社に入社。名古屋京観バスの設立と共に名古屋に居を移され、昭和44年に同社を退職して名古屋冠婚葬祭互助会の専務理事に就任。昭和47年には株式会社名古冠婚葬祭互助会を設立、平成10年に全国冠婚葬祭互助会連盟会長に就任されるなど常に業界をリードされた。平成12年からは、愛知県校友会長に就任され、「愛知県芸術文化センター」での父母や一般市民まで巻き込んだ2千名の「講演とコンサートの夕べ」、また名古屋平安閣全館を使っての愛知県校友大会など盛大な企画を実現する一方で、卓話会を始め先輩校友の貴重な経験を後輩たちに親しく伝える機会をつくるなど、きめ細やかな配慮で知られた方だった。72歳、県校友会長としても事実上現職でのご逝去はあまりにも早い別れだった。葬儀式には、各界多数の来賓が出席、愛知県校友会からは葬儀副委員長を務めた林幸雄会長、日高正行顧問、前田貞夫副会長が参列された。また会本部からは志垣事務局長が参列した。会場入り口には故人の足跡を辿る「偲ぶコーナー」が特設され、常時愛用された克明なメモの残る4冊の手帳など愛用の品が展示された会場に旧広小路キャンパス正門前での卒業記念写真やAPU記念校友大会での記念写真などが飾られ立命館と共に生きた土田氏の人生が示されていた。心からご冥福を祈りたい。 | |
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